肩こり、首コリ60年

日々の出来事や感じたことを書いていきたいと思います。

肩こり首コリ60年 鍼治療に光明を見出す

 こんにちは、笹井宏です。

 

 いつも【肩こり】【首コリ】について書いています。

 

 前回までは、苦しみ、辛さばかりでしたが、今回は少し楽になったてんまつを書いていきたいと思います。

 

1、 ニンニクの効果……?

発酵黒にんにく酢卵黄    


① 続く肩こり
② 母親の勧め
③ 口臭、体臭
④ 医師も民間療法もいいかげん

2、 初めての鍼治療

 
① 鍼治療を勧められる
ハリネズミを連想する
③ ビックリする効果


1、ニンニクの効果……?

 

① 続く肩こり

 肩コリがひどくなってくると、全身が縄でぐるぐる巻きに縛り付けられたようになってきます。

 ストレッチでもすれば、少しは緩和されるのですが、起き上がることすら億劫になってきます。
 朝からうっとうしそうに顔をしかめている私が、家族すべてを憂鬱にさせていました。

 

②母親の勧め

 

「あんた、ニンニク食べたらどうや。子供の頃、ニンニク食べさせてたから、丈夫やったんよ」


 確かに、幼い頃ニンニクの球根丸ごとをかまどに入れ、(私の幼い頃にはまだ土間にかまどがあり、日常の煮炊きに使っていました)程よく焼けたのを、皮をむいて一切れずつ球根一塊をまるごと、おやつ代わりに食べていた記憶があります。

 モチモチして、これがおいしいのです。

 

③口臭、体臭

 

 しかし、ニンニクは食べた本人には分からないのですが、体中から強烈な臭いを発します。それを、球根を丸ごと毎日のように食べていたのですから、周囲の人はさぞや迷惑だったことでしょう。


 大人は面と向かっては言わなくても、子供に遠慮はありません。
「宏ちゃん、臭いよ。ヘンなものでも食べたんちゃうの?」


 それ以来、ニンニクを食べるのをやめました。

 

④医師も民間療法もいいかげん

 

 母親は、病院、クリニック、治療院を探し回りました。


 医師やマッサージ師は、様々な病名をいいました。

 運動不足から始まって、リューマチ脊椎カリエス等々。

 それを検証するために、別の病院で病名を告げて診察してもらいましたが、まったく違う診察結果が出てきたのが常でした。
 

目指したのは、首に負担のかからない枕です。 スリープマージピロー

2、初めての鍼治療


①鍼治療を勧められる


 そんなある日、神戸に住んでいた兄の家へ遊びにいっていた時のことです。


「お前、肩こりで悩んでるようやけど、いっぺん鍼医者に行ってみたらどうや。この前俺も、肩こって怠かったとき治療してもろたら楽になった。このすぐ近くやさかい、ダメもとで行かへんか」


 そういえば、あれだけ治療院を回ったのに、鍼治療はやったことがありませんでした。近所になかったことも理由でしたが、両親も鍼治療のことは言い出しませんでした。そもそも、鍼治療の知識はなかったのだと思います。


 両親もいい治療方法はないかと探してはいましたが、「うちの息子の体調が悪くて困っている」などと、誰彼なく聞いて回れなかったことも、情報不足の原因の一つであったと思います。

 

ハリネズミを連想する

 

 肩こりが少しでも楽になるのなら何でもやる気でいた私でしたが、体中に鍼をプスプスと刺さされたハリネズミのような姿を想像して、おぞましい気持ちになりました。

 

 しかし、兄の勧めもあって手書きの地図を頼りに、教えられた鍼灸院に重い足を運びそこで、生まれて初めての鍼治療を経験しました。

 

③ビックリする効果

 

 これが、劇的に効きました。文字通り、何年も背負っていた重い荷を降ろした気分になりました。


 もちろん、1回の治療ですべてのコリがすっかりとれた訳ではありませんが、これまでのどの治療より効果があったのは確かでした。


「神戸で何かあったんか。お前の笑顔なんてここ数年見たことがなかったよ」と、母親も驚いたほどでした。