こんにちは、笹井 宏です。
今回は、一人暮らしをするなかで、相変わらず肩をこらしながら、悪戦苦闘する模様を書いていきたいと思います。
1、就職して最初にしたことは、治療院探し
2、鍼+パルス療法
3、偏頭痛に悩まされる
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1、 就職して最初にしたことは、治療院探し
やがて私も社会人になり、実家から離れて生活するようになりました。今までの鍼灸院やクリニックでの治療を受けることができなくなるのは不安でしたが、しかたがありません。
ありがたいことに2人の先生の奮闘のおかげで、首の後ろのコブはほとんど目立たなくなっていました。
仕事でお会いした人たちからは、
「身体に比べて首が太いですね。柔道かレスリングでもやっておられたのですか」
とは言われましたが、「変な病気持ち」とは、思われませんでした。
けれども、肩こり、首コリは相変わらずで、1週間も放っておくと、書類に目を通していても頭痛はするし、涙がボロボロと溢れ、仕事どころではありませんでした。
就職して最初にしたことは、職場近くに鍼灸院はないかと、探すことでした。
2、鍼+パルス治療
そんな時、大阪駅前第1ビルの地下に、【マッサージ、鍼灸】
と書かれた看板を見つけました。
そこには、3、4人のスタッフがいて、すべての人がマッサージ師で、みんなから「先生」と呼ばれている30過ぎの男性が鍼灸をするということでした。
「すぐできますか?」と聞く私に、「ちょっとお待ちいだだかなければなりません」という返事が返ってきました。予約もなしに飛び込んだのですから、当然の結果でした。
私は夕方の仕事が終わってからの時間を予約しましました。
先生は患部に鍼を刺すと、「電気治療は大丈夫ですか」と聞きました。
それは、刺した鍼をコードの付いたクリップで挟み、それに電気を流し、鍼治療とパルス治療を結合させた治療であるという説明でした。
電流が流れる度、鍼がピクピクと筋肉を動かし、いかにもコリをほぐしていくように感じました。
治療が終わると確かにスッキリとはしますが、指で押さえるとグリグリとコリの塊が残っています。
首や肩に隙間なく鍼を刺せる訳ではないので、それはしかたがないことでした。
2、3日経つと、その残ったグリグリの部位から全体にコリが広がっていきましした。
次の治療では、残っているグリグリの部位に優先的に鍼を刺してもらいました。
私はこの治療院に週2回のペースで通いました。
場所柄、最終受付が8時であったため、仕事が終わってからも通いやすかったので助かりました。
3、偏頭痛に悩まされる
しかし、その頃から偏頭痛に悩まされるようになりました。
鍼をしてもらうと少しは楽になるのですが、すぐぶり返します。
そして、頭の左半身が痺れているのに、脈動と共にズキンズキンと痛むのです。
「このままでは、仕事に差し支える」
思い悩んだ末、大学病院の門を叩きました。
問診の後、心電図を取ったり、様々な検査を受けました。
「環境が変わったためでしょう」
「仕事のストレスかもしれません」
1日中、あちこちと引っ張り回された後、先生の診断は、誰にでも言える無責任なものでした。
その上、原因が分からないのに、山のような薬を渡されて帰されました。