肩こり、首コリ60年

日々の出来事や感じたことを書いていきたいと思います。

肩こり、首コリ60年ーー複合効果で身体を改善する

こんにちは、笹井 宏です。


今回は鍼治療に加え、ヨガをすることにより身体を柔軟にして、コリを緩和していった経緯を書いてみたいと思います。

 

1、治療の合間にぶり返すコリ

2、ヨガで治療の相乗効果

 

1、 治療の合間にぶり返すコリ

 

以前にも書きましたように、私は田舎に住んでいましたので、身体に合った鍼灸院を見つけるのは結構たいへんでした。


 実家から離れる時も、「いい治療所を見つけられるのか」という不安が、心の重荷になっていました。

 

 しかし繁華街を歩いてみると、【マッサージ】【鍼灸】【カイロプラクティック】などと書かれた看板があちこちに見受けられます。
そのどれもが、私の身体に合った治療院かどうかはわかりませんが、とにかく、治療所のはしごをすることだけは困らないことがわかりました。

 

 そんな中で見つけた大阪駅前第一ビルの鍼灸院は、それなりの治療効果はありました。
 けれども、鍼灸だけに頼っていては、肩こり、首コリから抜け出すことができないことも感じていました。


 長年の鍼灸治療で、身体が楽になったことは確かです。しゃ血カッピングで、首のコブが取れたことも確かです。


 しかし、治療の間隔があくと、生きていくのが辛くなるほど、コリがぶり返してくるのも確かなことでした。


 コッてくると、頭に浮かぶことは人生を否定することばかりになってきます。


 鍼灸治療はもちろんいい方法ではありますが、1つに頼っていないで、他の方法も併用して複合的に身体を改善することを考えました。

 

2、 ヨガで治療の相乗効果

 

 その1つが、ヨガでした。
 首の後ろにコブができているときは、上を向くのもつっかえてできませんでした。その他の部分も硬く、膝をそろえて前傾姿勢をとっても、手は膝のあたりまでしか届きませんでした。


 筋肉が硬いと血液の循環が悪くコリやすくなります。これは素人の私でもわかります。


 身体を柔軟にする本なども数多く出版されていて、肩こりが治ったという読者の感想も多く述べられています。


 しかし、コリに悩まされている方はよくお分かりだと思いますが、ひどくコッてくると、身体を動かすことが億劫になってしまいます。蒲団から身体を起こすことさえ、結構な精神力がいるのです。

 

 そして、朝は身体がバキバキです。

 

 【ヨガがコリを緩和】するということは、以前から知ってはいました。でも、これまで実際にやったことはありませんでした。

『ものは試しと』、初めてヨガ教室に通うことにしました。


 そこは、女性の先生が10人程度を教えておられる、こぢんまりとしたところでした。


 もちろん、私はヨガのどんなポーズも取ることができませんでした。


「無理にポーズを取らなくてもいいですよ。頑張らなくていいのです。大切なことは続けることです。やっているうちに、身体も柔らかになってきます」


 先生の言葉に励まされ、週に1回ですが、できるだけ休まずに通いました。