肩こり、首コリ60年

日々の出来事や感じたことを書いていきたいと思います。

肩こり、首コリ60年――酒浸りの日々

こんにちは、笹井 宏です。


今回は鍼灸治療が効かなくなり、肩こり、首コリがひどい時に戻り、仕事もうまくいかなくなって眠れない日が続き、酒浸りに陥ったてんまつを書いていきたいと思います。

 

1、 左手の痺れを解消したい
2、 健康の目標
3、 鍼灸治療が効かない
4、 酒浸りの日々

 
1、 左手の痺れを解消したい

 

 週に1回のヨガ教室と、朝晩の自宅での練習は続けていました。

 何事にも飽きっぽくて3日坊主で終わる私にとっては、本当に珍しいことでした。
 ヨガの練習は、少しずつですが、身体が柔らかくなっているのを実感できる喜びがありました。


 けれども、ヨガを続ける原動力はそれだけではありません。

 以前に突然半身不随になったことは書きました。

 焦りまくって、病院を初め様々な治療院を駆けずり回り、なんとか解消したものの、左手が時々痺れる現象が現れることがありました。


 前のように左半身からまったく感覚が消え、動かなくなることはありませんが、左手の肘から下がジーンと痺れるのです。


 ちょうど、正座して足が痺れる感覚に似ています。


 再びあんなことになったら、会社を辞めなくてはならなくなるでしょうし、社会復帰もどうなるかわかりません。


 ヨガを続けていたのも、その恐怖があったからです。

 

2、 健康の目標


鍼灸で治療しながら、ヨガでコラない身体づくりを目指す。左腕の痺れを治す】


 これが、当時の私の目標でした。

 

3、 鍼灸治療が効かない

 

 ところが、そんな目標など、木端微塵に吹き飛ぶことが発生したのです。


 鍼灸治療が以前のように効かなくなってしまったのです。


 最初の頃はそれほど気にしていませんでした。

 治療した翌日からコリ感を覚え、首や肩を触るとパンパンに張っていましたが、「仕事をする姿勢が悪かったのかな」「寝不足かな」と思っていました。


 睡眠を十分にとることを心がけ、ほぼ1日おきに、治療院に通いました。

 でも、以前のようにスッキリしないばかりか、コリが一向に取れません。


 鍼灸治療も、先生によってパターンがあります。


『同じ治療を続けてきたから、身体が刺激に慣れてしまったのか』

『松の木で叩いていたらそれに耐えるため、首の後ろに大きなコブができたように、鍼灸に対して身体が抵抗するようになったのか』


 様々な考えが浮かんできましたが、素人の私にはよくわかりません。


 ただ、身体が重くだるくて、首や肩が張り、以前の私に戻ったかのようでした。


 仕事は気力を振り絞って何とかこなしていましたが、それも限界に近づいていることはわかっていました。


 単純なミスが多くなり、書類の不備を上司に指摘されることも多くなりました。

 

4、 酒浸りの日々

 

 当然、ヨガなんかやる気も起きません。

 

 首や肩のコリがひどくなると、食欲がなくなります。お弁当のチラシを見ても、何も食べる気が起きません。


 それでは身が持たないので、無理にでも押し込みますが、

 それまで普通に食べていた弁当が、半分も食べると、胃からこみ上げる吐き気に戻されてしまいます。

 睡眠も取れなくなっていました。

 

 家に帰ると深酒をし、酔った勢いで眠るようになりました。

 それでも眠れない日は、蒲団から這い出て、朝方まで2度飲みをします。

 

 悪循環はわかっているのですが、飲まないと、寝返りを繰り返し、2時、3時、4時と時計を見るのもつらく、酒に頼る日々が続きました。