肩こり、首コリ60年

日々の出来事や感じたことを書いていきたいと思います。

肩こり、首コリ60年ーー自助努力の開始

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こんにちは、笹井 宏です。


肩こり、首コリで長い間悩んでいた私でしたが、治療は他人に頼りきっていました。


素人判断で動くよりプロに任せることは正解だとは思いますが、

自分でも何とかしなければという意識で、まずは姿勢を矯正することから始めました。

 

1、 素人判断は身体をより悪くする
2、 治療したその瞬間から肩こりは始まっている
3、 自助努力の開始―姿勢の矯正
4、 習慣化

 

1、素人判断は身体をより悪くする


 考えてみると、今まで肩こり、首コリを治すのに、鍼灸を初め病院や整体、マッサージと、他人に頼ってばかりでした。


 私は身体の専門家ではないので、プロに任せる。プロの判断を頼る。というのは、間違いではないと思います。


 当初やっていたように、松の枝のコブで首を叩くなどという素人判断では、治すつもりが、身体をより悪くするという結果を招きかねないことも事実です。


 私は何年もの間たたき続けたので、首に大きなコブを背負うという負の結果を招きました。


 母親が肩こらしで、その松のコブでいつも自分の首、肩をたたいていたのを幼い頃から見て成長したのです。

 自分もコリに悩まされるようになると、【叩く】という行為は当然の成り行きだったのです。

 その肩叩きの道具【松の枝のコブ】も、母親から受け継いだものだったのです。

 

2、 治療したその瞬間から肩こりは始まっている

 

 肩こりや首のコリは時と所をかまわず襲ってきます。

というよりも、食欲がなくなる。眠れない。物事に集中できない。眼の底が痛い等の自覚症状を感じた時は、

 すでにコリが積もって筋肉が岩のようになっているのです。


 それから治療してもらうのですから、楽になった瞬間からまたコリが始まっているのです。


 メビウスの輪で、終わりない治療を繰り返さなければなりません。

 

3、自助努力の開始―姿勢の矯正

 

 専門家による治療は欠かすことはできませんが、何とか自分自身でも努力して、少しでもコラない身体作りをしなければと考えました。


 まずは、自分で何ができるかを思案しました。

 一番手軽でお金もかからず、すぐにもできる方法。


そうです。【姿勢です。】


 首がコルという方には理解していただけると思うのですが、コッてくると、頭を上げるのが辛くなって、自然と目線が下がってくるのです。


 私の場合は首の後ろにコブを背負っていたので、上を向こうとするとコブがつっかえて、目線を少し上げるくらいが精一杯でした。


 25才を過ぎた頃には、コブは目立たなくなっていましたが、それでもナゴリというか、芯のようなものがありました。

 

 まず、背中を壁にくっつけて立ちます。それから、つま先立ちになります。


 これだけでも、各部分の筋肉が引き延ばされているのを感じました。

 

4、習慣化

 

 次には上向きです。


 視線を上にあげていき、天井を見ます。


 首の横から肩にかけて筋肉が引きつります。

 最初はかなりの痛みがありましたが、何回も習慣的にやっていると、痛みは感じなくなりました。


 ただ、首の横や肩の筋肉が引き延ばされている感覚はあります。


 もちろん、これでコリがすべて解消される訳ではありませんが、

意識することによって、習慣化することによって、少しコリがましになったように感じることができました。


 そして、「常に落し物を探しながら歩いている」というからかいの言葉を周りから掛けられることはなくなりました。