こんにちは、笹井 宏です。
母親が生きていた頃ですから、もう25年も前になるでしょうか。
用件は忘れてしまいましたが、電話で話していた時です。
「ところで、あんた。肩こりは、この頃どうなん?」
「ああ、相変わらずや。」
1、ニンニクを食べていた頃は元気だった
2、健康家族の【伝統 にんにく卵黄】との出会い
3、1つのことに、あれもこれもと求めない
1、ニンニクを食べていた頃は元気だった
いい年をしたすでに所帯を持っているおっさんに、母親が訊くことでもないだろうに。と、ちょっと面倒に思い、声のトーンは一気に落ちました。
「うん、鍼行ってる。最近、ヨガも始めたし」
母親の話はくどく、長くなるので、冷蔵庫からビールを取り出しました。
「それならええけど。……けどね、ニンニク食べてた子供の頃は、ほんまに元気やったんよ。……」
何度聞いたか分かりません。
同じことを、愚痴のように繰り返します。
「うん、考えてみる。明日も朝が早いから、もう寝るよ」
有無を言わせず、電話を切りました。
『ニンニクの臭いをプンプンさせて、会社に行けるか!』
インターネットなどない時代でしたので、情報といえばテレビのCMか、雑誌の広告、口コミくらいしかありませんでした。
当時の私は、無臭ニンニクがあることを知りませんでした。
肩こりを緩和する、ニンニク注射があることは知っていました。
それもニンニクのエキスを入れるのだから、呼気ばかりか体中から発するあの嫌な臭いを想像してやっていませんでした。
2、健康家族の【伝統 にんにく卵黄】との出会い
そんなことがあって数日してから、健康家族の【伝統 にんにく卵黄】のCMを見つけました。
ふと、「あんたがニンニクを飲んでいたころは丈夫だったんよ」という、母親の言葉が胸をよぎりました。
値段も31日分で1,280円とお手頃でした。
「買ってみるか」
知らずに、独り言がもれました。
最初に飲んだのは金曜日の夜でした。やはり、臭いが気になったからです。
土曜日の朝、歯を磨いて少ししてから、妻に息を吐きかけてみました。
「そんなに、気にならないけどね」
その日は、2回飲みました。
日曜日の朝、また妻に臭いをかいでもらいました。
「ニンニクの臭いより、オジン臭いにおいがする」
それでも、日曜日の夜、月曜日の朝は飲みませんでした。
けれども、自然に曜日に限らず、飲む回数が増えていきました。
やはり飲むと疲労感が違うためです。
飲み続けていると、1日仕事をしても、まだ余力が残るようになってきました。
3、1つのことに、あれもこれもと求めない
疲労感が減ると、肩こりや首コリも減少してきたように感じました。
でも、肩や首に手を当てると、コッているのがわかります。
治療院に通わなくてもよくなったのかと言えば、そうではありません。
コリを緩和する薬ではないので、それはしかたのないことかも知れません。
薬や健康食品には、それぞれが持つ役割があります。
身体が元気になり、多少ともコリ感が減少した。それで充分です。
あれもこれもと、欲張りすぎるのもよくないのかなと思いました。