肩こり、首コリ60年

日々の出来事や感じたことを書いていきたいと思います。

このままでは、コロナは収束しない

こんにちは、笹井 宏です。

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総じて、海外では日本人は親切で他人を思いやる人たちだと評価されているようです。


本当にそうなんでしょうか。


今回のコロナウィルスの件で、徐々にそのメッキが剥がれてきているように感じます。

 

 

1、知っていても、踊らされる人たち

2、マスクが消えた

3、城ケ島や九十九里は、来年には消えてなくなるのか

4、成功するには、何かを犠牲にしなければならない

 

 

1、 知っていても、踊らされる人たち

 

例えば、SMSの情報。


『トイレットペーパーはほとんどが輸入品なので、今のうちに買っておかなければ市場から消える』


という、誰とも知れないいたずら書きによって、本当にトイレットペーパーは店頭から消えてしまいました。


ほとんどの人がフェイクニュースだということは分かっていたようです。


それでも、先を争って人々が爆買いするのを目の当たりにすると、『嘘でも何でも、自分も確保しておかなければ』と、ついつられてトイレットペーパーを買い漁りました。

 


その結果、嘘から出た実で、どこの店に行ってもトイレットペーパーは品切れになってしまったのです。

 

2、マスクが消えた

 

今度はマスクです。


日本ではマスクは日常的なもので、スーパーや薬局ばかりではなく、キオスクやコンビニでも簡単に手の入るものでした。


それが、一時はどこにも売っていませんでした。


今でも入手し難い状態は、続いています。


ついに政府が全戸に2枚ずつの布マスクを支給する事態にまでに至りました。466憶円もの巨額の資金を費やしてです。


4月23日現在、一部の地域ではマスクが届いたようです。


これがまたどういう訳か、汚れや異物混入というおまけまでついてきました。


ところが、インターネットで検索してみると、以前よりも高い値段ですが、結構売っているのです。


一時期流行った転売ヤーが付けた値段よりはるかに安く、『このご時世ならしかたないか』と、思える値段です。


売っているのはネットの世界ばかりではありません。


街角を歩くと、店の前に特売場を設定してマスクを売っているのを見かけます。1軒や2軒ではありません。


それらは、大概本業とはかけ離れた業者です。


つまり、マスクはあるのです。


スーパーや薬局では手に入らなくなっただけで、どこかの倉庫、あちこちの店の奥底にはうずたかく積み重なっているのに相違ありません。


その中には商売上中国のメーカーとコネで、直接の仕入れルートを持っているところもあるようです。


でも、多くは転売目的で買い占めた少数の人が、シャープやアイリスオーヤマ等の大手が作り始めたので、大量に出回らないうちに売りさばこうという浅はかな人たちではないのか、と邪推してしまいます。


値段もネットで調べでもしたのか、同じような価格で売られています。


もちろん、こんなことは外国でもあるでしょうが、日本にも姑息な人が少なからずいるものと思えます。

 

3、城ケ島も九十九里も、来年には消えてなくなっているのか

 

4月18、19の土日には、江ノ島や城ケ島では車が渋滞を引き起こしました


千葉県の森田知事は、「他府県から来ないように」と、わざわざ記者会見まで開いたほど、サーフィンに来る人、海を見に来る人で、九十九里は混雑したようです。


この人たちは、早くこの惨事を解決したいという気がないとしか思えません。


毎日コロナ患者は、数百人単位で増えています。


自覚症状がなくても、感染者かもしれない。


元気な感染者が他人に移す可能性のあることは、連日のニュースで誰もが知っていることです。


なのに、ガマンできなくて。あるいは、自分だけは大丈夫だろうと、出かけて行く。


ホスピタリティも、他人に対する思いやりの欠片もない人たちです。

 

現状が長引けば、経済損失も積み重なっていきます。


城ケ島も九十九里浜も逃げ出す訳ではありません。

 

現在の惨状が終息すれば、ゆっくり見物に来ればいいと思うのですが。


なぜ、【今】でなくてはならないのでしょう。


発症すれば風光明媚な場所を見物するどころか、命さえ落としてしまうかもしれません。


東京がニューヨークのようにはならないと、誰が断言できるのでしょうか。


そうならないためには、今のガマンが必要だとなぜ思わないのでしょうか。

 

4、成功するためには、何かを犠牲にしなくてはならない

 

そのニューヨークですが、厳しいロックダウンの結果、発症者の山を越えつつあるとも聞きます。


身勝手な行動で発症者が増え続ければ、いくら緩やかな日本でも、外国のようにロックダウンの規制が敷かれるでしょう。


自分で自分の首を絞めているだけだと、なぜ気付かないのでしょう。

 

コロナ封じ込めに最も成功している台湾の貿易相手国は、輸入も輸出も中国が1番です。


経済に甚大な打撃を与えることを承知で、蔡英文総統はいち早く中国との行き来を封鎖しました。


その結果は、ウィルス感染者数は427人亡くなった方はたったの6人です。(4月23日現在)


4月14日、16日には新しい感染者は1人も見つかっていません。


どんなことでも、何事かを成し遂げようとすれば、必ず何らかの犠牲を払わねばなりません。


その犠牲の1つが外出禁止です。


このままでは、日本でコロナウィルスは収束しません。


そして、長引けば長引く程、経済損失、精神的苦痛は幾何級数的に増大していきます。


【自分だけ】そんな考え方は通用しません。