肩こり、首コリ60年

日々の出来事や感じたことを書いていきたいと思います。

ありがとう!

こんにちは、笹井 宏です。

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1、 テレワーク
2、 変化する仕事への評価
3、 仕事があることへの感謝
4、 渡辺和子さんのご著書「置かれた場所で咲きなさい」
5、 命の選択を余儀なくされた人たち

 

1、 テレワーク

 

先日、慶応義塾大学、前野隆司教授の「幸福学」について書きました。


実際の日常生活には落ち込むようなこと、腹の立つことが思わぬところから出現したりします。


今回のコロナ騒ぎでもそうです。


休日でも出かけるな。気の合った仲間ともつるむな。恋人同士でも会ってはいけない。


ストレスのたまることばかりです。


しかし別な面からみると、コロナ騒ぎの中で新しい試みもみつかりました。


その1つはテレワークです。


今までの概念からすると、仕事は社内かあるいは会社のある場所を中心として回っていました。


それが、自宅にいて仕事ができるようになりました。


現在テレワークしている皆さん。あなた方は恵まれています。


まず、そんな会社に入ったことに感謝すべきです。


そして、自分がそれをできるポジションにいることに感謝すべきです。


また、それをやれる能力があることに感謝すべきです。

 

2、変化する仕事の評価

 

企業における社員の評価は変わりました。


どちらかというと、日本の会社では就業時間中はまじめに仕事に取組み、残業までして働く。


そんな社員を評価する傾向にありました。


しかし在宅勤務で、あなたの仕事ぶりや仕事時間を監視するシステムはなくなりました。


あなたの仕事は、結果によってのみ評価されます。


企業のグローバル化によって、日本でも年功序列や終身雇用制を見直し、成果主義に移りつつありました。


それを一気に進めたのは、コロナ騒ぎです。

 

3、仕事があることへの感謝

 

そして今、仕事のある人はすべて、自らの幸運に感謝すべきです。


企業の業績悪化。これはいつの時代にもまず非正規社員から解雇されます。


次には正社員までが、……。そして、ついには企業倒産です。


現在、職を失った方、倒産した企業、そして、事実上営業停止に追い込まれた個人企業がたくさんあります。


そんな方に比べると、仕事があるというだけで、何と恵まれていることでしょう。

 

4、 渡辺和子さんの「置かれた場所で咲きなさい」より

 

不平不満を探したら、きりがありません。


ロックダウンすれば、解放しろとデモをする人たち。政府や専門家が「三密を回避せよ」と、声高に叫んでもどこ吹く風とパーティを開く人たち。

 

シスターでありノートルダム清心学園理事長でもある渡辺和子さんのご著書に、「置かれた場所で咲きなさい」があります。


この本は、出版不況といわれる現在において、100万部を超すベストセラーになりました。

 

2.26事件で当時陸軍教育総監だった父親、渡辺錠太郎氏が目の前で43発のもの銃弾を浴びて殺害されたのは、渡辺さんがわずか9歳の時でした。


その後も様々な不幸に出会いながらも、アメリカのボストンカレッジで博士号を取得され、36歳という異例の若さでノートルダム清心女子大学学長に就任されました。


ノートルダムの教育理念は、どのような環境にあっても、そこで諦めることなく、世界に一つだけの花として、自分にしか咲かせられない花を咲かせる女性の育成だそうです。


その渡辺さんがご著書の中で、


時間の使い方はそのまま命の使い方。置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです。「こんなはずじゃなかった」と思う時にも、その状況の中で「咲く」努力をしてほしい。

 

咲くということは、仕方がないとあきらめるのではなく、笑顔で生き、周囲の人々も幸せにすることなのです。

 

人生はいつもいつも第一志望ばかり叶えられるものではありません。

 

そして必ずしも、第一志望の道を歩むことだけが、自分にとって最良と言えないことだってあるのです。


と、書かれています。

 

5、命の選択を迫られた人たち

 

心に沁みます。


しかし、降ってわいたコロナウィルスによって理不尽にも命を奪われた人。


医療設備や器具が不足して、どの命を救うのか、命の選択を余儀なくされた医師たち。

けれども、私たちは生きています。


まず、生きていることに感謝しましょう。


そして、それぞれの置かれた場所で自分だけの花を咲かせるように努めましょう。


結局、人生にはそれしかないのですから。