肩こり、首コリ60年

日々の出来事や感じたことを書いていきたいと思います。

ありがとう、命がけの仕事

こんにちは、笹井 宏です。

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命がけで仕事をする。


命をかけてガンバル。


よく聞く言葉ですが、本当に命をかけて仕事をしている人はそんなに多くはありません。


ですが、今回の感染症と闘っている医師、看護師さんたちは本当に自分の命をかけて仕事をしておられるのです。

 

1、言葉ではなく、本当に自らの命をかけて治療に当たる人たち

2、私が医療従事者だったら、逃げ出すかもしれない

3、ありがとう、お医者さん、看護師さん

 

1、言葉ではなく、本当に命をかけて治療に当たる人たち

 

 
コロナウィルス感染者は、国内だけでも、今日にも1万人に届く勢いです。


世界では200万人を超えています。


そして、一部の地域を除いて、感染者数は驚く勢いで伸び続けています。


そんな状況で、医療に従事する方たちは、1人でも多くの命を救おうと懸命に闘っておられるのです。


まさに、命をかけた闘いです。

 

 


しかも、運ばれてくるのは一面識もない人たちです。


そんな他人のために、自分の命をかけて闘っておられるのです。

 

そして、この闘いはいつ終わるのか見えないのです。

国内でも発表される罹患者は、毎日増加し続けています。

終わりの見えない闘いは辛いものです。

 

緊張の連続は、どこかで糸が切れます。

 

医療従事の方たちには、息抜きも許されません。


彼ら、彼女らを駆り立てるのは何でしょう。

 

職業意識? 使命感?

 

 

2、私が医療従事者だったら、逃げ出すかもしれない


自分の立場と置き換えてみました。


もし、私が医師か看護師だったら?


逃げ出したくなるでしょう

 

 
限界を超えた超過勤務。次々と運ばれてくる患者さん。


そして、患者さんたちは自身が望んで罹患した訳ではないけれど、ウィルスをまき散らしているのです。

 

 


私なら、「何でこんな職業を」と、自分を恨んでいたかもしれません。


「転職」を考えているかもしれません。


勤務拒否で病人を放り出して、自宅に引きこもっているかもしれません。


高齢患者の死亡率が高いともいいます。


ですが、医師の中には高齢の方もいらっしゃる筈です

 

 


そんな方も、同年代の患者さんの命を助けるため、身体を張り、命をかけて、神経をすり減らしておられるのです。


それでいて、他の患者に移せばクラスター発生と、世間に叩かれます。


医師や看護師になれるような人たちなら、転職も容易いと思います。


それでも、彼ら彼女らは、自らを鼓舞して踏みとどまっておられるのです。

 

3、ありがとう、お医者さん、看護師さん


感謝しましょう。彼ら彼女たちに。

 

私がこのブログで、3月26日に【お金で楽を買う】と題して紹介した鍼灸師さんは、数回咳をしただけで私を追い出しました。


しかもこれは、2020年の3月26日の話しではありません。5年も前の回顧録です。

 

コロナのコの字も発生していない時です。


しかし、そのブログにも書いたように、私は別にその鍼灸師さんを恨んでも、腹を立てている訳でもありません。


その鍼灸師さんの気持ちが分かるからです。


もし私が鍼灸師という職業に就いていたなら、その先生と同じ行動をとっていたかもしれないからです。


コロナウィルスと闘っている医師も看護師さんも、同じ気持ちだと思います。


現に、医師も看護師も罹患しておられます


逃げ出したいでしょう。極度の疲労でイラつきもするでしょう。


でも、彼ら彼女たちは踏みとどまって、患者さんを励ましながら、患者さんの身体からウィルスを追い出そうとガンバッておられるのです。


立派だと思います。


私にはできません。


医師にも看護師にもなる能力がないのに加えて、自らの死を賭して、他人を治療する覚悟がないからです。