肩こり、首コリ60年

日々の出来事や感じたことを書いていきたいと思います。

コロナ後、貧富の差が拡大する気がする

こんにちは、笹井 宏です。

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日本ではとりあえずコロナウィルスの新規感染者は減っています。

 

けれども世界的に見れば、アメリカはダントツに多いですが、ヨーロッパでも抑え込んだとはまだまだ言えない状態ですし、ロシアは恐ろしい勢いで伸びています。


また地球の南半球では、これから秋から冬に向かうことを考えると、どこまで感染が広がるのかそら恐ろしい気がします。

 

 

しかし、今年か来年のうちにはワクチンも治療薬も開発され、やがては収束に向かうでしょう。


それまでに、犠牲者が少なくなるよう祈るばかりです。

 

1、 様変わりするビジネスモデル
2、 GAFAは恐ろしい
3、 コロナがもたらした働き方改革
4、 全滅した、客に来店してもらうビジネス
5、 貧富の差はもっと拡大する

 

 

1、 様変わりするビジネスモデル

 

コロナ前とコロナ後の世界は、ビジネスのやり方が様変わりしているような気がします。

 

まず、コロナ騒ぎで一番儲けた会社は、間違いなくGAFAでしょう。


その中でも一番儲けたのは、アマゾンだと思います。


海外では外出禁止令が施行されました。


これは日本の外出自粛要請とは違い、外に出るにはあらかじめ外出許可を申請しなくてはなりません。


許可書を持っていないと罰金刑が課せられ、国によっては逮捕という場合も在り得る厳しいものです。

 

 


簡単に外出できないとなれば、食料品から日用雑貨など何でもそろっているアマゾンで注文するのは、自然の成り行きでしょう。


アマゾンは、既存従業員の時給を引き上げ、新たに10万人を雇用すると発表しています。

 

2、GAFAは恐ろしい

 

家に閉じこもっていて暇を持て余している。そんな時、まず手に取るのは何でしょう。


スマホではないでしょうか。


スマホはコロナ騒ぎの緊急事態以前から、すでに生活に溶け込んでいました。


電車の中にお客が10人乗っていれば、8人までがスマホを開いています。


グーグル、アップルは世界中のスマホを制覇しています。日がな一日ぼんやりと見ていて飽きないのがスマホです。


スマホの中では、GAFAのもう一つの会社、Face Bookがあなたを待っています。

 

フェイスブックは、あなたの「いいね」が150件わかれば、あなたの配偶者よりもあなたのことを理解し、300件になれば、あなた以上にあなたを理解できるのだという。日本人は「GAFAの恐ろしさ」を知らなすぎる。  

  https://toyokeizai.net/articles/-/229925?page=4より

 

GAFAは、突然、降ってわいた人類の災難、コロナウィルスによっていくら儲けたのでしょう。

 

3、コロナがもたらした働き方改革

 

コロナは労働のあり方を変えました。

 

コロナ騒ぎの前には、働き方改革が国会で議論されていました。


しかし、コロナが発生してからは、働き方改革が議題に上ったことはありません。


それは、働き方や労働時間がどうのなどと言っている場合ではない。この目に見えない敵をやっつけなければ、……。


ばかりではありません。


働き方どころか、働きに出ることが被害を拡大することになったのです。


そこで生まれたのが、在宅勤務、テレワークでした。


大会社では、これまでもインターネットで会議をしておりました。


全国に100支店がある企業を想像してみましょう。


100支店があるということは、100人の支店長がいます。


彼らが会議のために東京に集まる。


時間の無駄。交通費、宿泊費、いったい幾ら経費がかかるのでしょう。


海外と比較して、日本ではITをビジネスに活用することが遅れているといわれていました。


それでも大企業は、会議くらいはインターネットでやっていました。


インターネットでは、彼らは自分の支店におりながら、全体会議に参加することができます。


出張していたのなら、とんぼ返りをしても仕事は翌日。


テレビ会議なら、終わればすぐに部下に指示を出し、仕事にかかれます。

 

それを、一般社員にまで拡大することは、それほど難しいことではありません。


テレワークを利用するようになって、かえって業績が上がったという企業もあります。


コロナ騒ぎがおさまっても、テレワークを継続すると決めている企業もあります。


Google Meet、Zoom、Microsoft Team、NTT、LoopGate等々は、莫大な利益を出したはずです。

 

4、全滅した、客に来店してもらうビジネス

 

それに比べて、百貨店をはじめとする物の対面販売飲食業、観光客を目当ての土産物店は目を覆うばかりの惨状です。


なにせ、知事自らが「今は来ないでください」と、人が集まることが悪になったのです。


オリンピックのインバウンドを当て込んだホテル、旅館業も倒産や廃業の憂き目にあっています。

 

飲食店は、かなり格式の高い店でさえ、テイクアウトをやりだしました。


けれども、本来の利益を取り戻すことができている店がそれほどあるとは、素人目にも見えません。

 

5、貧富の差はもっと拡大する

 

一方ではコロナで利益を出し、多くの企業や店舗は青息吐息です。

 

多数の失業者も出ています。


この差は何でしょう。

 

業種です。

 

コロナ騒ぎが収まったら、中国のように観光地に押し寄せるのでしょうか。


普通の人間を神様のように歓迎してくれる百貨店に、お客が戻ってくるのでしょうか。


自宅待機が解除された一時は、ストレス蓄積もあり、多くの人が外に繰り出すでしょう。


例え日本で収束しても外国で収まらない限りは、インバウンドは見込めません。

 

私はやはりGAFAはますます強くなり、テレワークももっと進化し、満員電車に揺られて通勤する労働形態は変わるだろうと思っています。


そして、拡大しつつある貧富の差は、ますます大きくなっていくような気がしてなりません。