こんにちは、笹井 宏です。
肩こり、首コリは姿勢などの筋肉を緊張させる要因だけでなく、内臓からもやってきます。
私は、昔から消化器系が弱く、
今でも冷えると下腹が痛くなり、しょっちゅう下痢をします。
唐辛子系などの辛いものを食べると、胃がキリキリと痛むことがあります。
1、【へそ温灸器】との出会い
2、【へそ温灸器】の使用を止めた理由
3、【へそ温灸器】との再度の出会い
1、【へそ温灸器】との出会い
ところで、皆さんは三晴社という名前を聞いたことがあるでしょうか?
多分、新聞か雑誌の広告で見たのだと思いますが、私はなぜか随分昔からこの会社の名前を知っていました。
その三晴社が作っている【へそ温灸器】という医療機器を買いました。
初めて買ったのは多分、中学生の頃だったと思います。
子供がこんな治療器に興味を示すなんて。
今から思えばあり得ない行動ですが、
当時から肩こり、首コリがひどく、母親や姉に叩いてもらうだけでは足りなくて、
マッサージ師のもとにもしばしば通っていました。
コリに関する本なども読んでいたので、肩こり、首コリは内臓の不調が原因で起こることも知っていました。
コリが治ることなら何でもするつもりでしたので、こんな突拍子もないこともしたのでしょう。
当時のへそ温灸器
三晴社のHP https://www.sansei-sha.co.jp/company/index.htmlより
写真にあるように、結構ポコッとした器具で、下に付いている取手は、ベルトを通して腰に巻きつけ、へその上に固定するためのものです。
器具の下に罨法剤という薬剤を入れ、紙に包まれた艾を2つに割って、火を点けて使用するものでした。
使ってみるとお腹が暖かくて、気持ちよく使用できました。
能書き通りで、胃腸の調子が悪い時は非常によく効きました。
2、【へそ温灸器】の使用を止めてしまった理由
数か月使用しましたが、結局止めてしまいました。
止めた理由は3つあります。
① 艾に火を点けるので、お腹から煙が立ち上る。
② 換気をよくしないと、部屋に艾の臭いが染みついてしまう。
冬などはやはり締め切った部屋で使用します。
自分の部屋に入ると、使用していない時でも、プーンと艾の臭いが漂ってくるのです。
昔、病院に入っただけでクレゾールの臭いがしたり、鍼灸治療室で艾の臭いが取れないのと同じことです。
③ 寝る前に使用すると、蒲団が茶色く変色してしまいます。
何回も使用するうちに、蒲団が変色してきます。(もしかして、これ焼け焦げの1歩手前?)
熱の所為ではなく、煙で変色しているのだとしても、蒲団の中で使うのは止めようと思いました。
結局、温灸器はお蔵入りになって、そのうち忘れてしまいました。
3、【へそ温灸器】との再度の出会い
ところがです。後年、また温灸器の広告が目に入ったのです。
ポコッとした器具は改良され、随分スマートになっていました。
この治療器の効果は昔使ったことでわかっていましたし、説明を読むと【無煙モグサ】と書いてあったので、再度買ってみました。
罨法剤は罨法末と名前が変わっておりました。
しかし、変わっていたのは名前だけではありません。
昔のは、袋から罨法剤を直接器具に入れていました。(罨法剤は、赤黒い湿り気を帯びた粒子状のもので、使用後は熱のためか塊になっていました。
ところが、新型は袋に入った罨法末をそのまま器具の底に入れるだけです。
艾は固形になり、臭いもほとんど感じなくなっていました。
これは、追加の罨法末も購入し、長年使わせてもらっておりま