肩こり、首コリ60年

日々の出来事や感じたことを書いていきたいと思います。

肩こり、首コリ60年――中学生時代から使っている【へそ温灸器】の話

こんにちは、笹井 宏です。

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 肩こり、首コリは姿勢などの筋肉を緊張させる要因だけでなく、内臓からもやってきます。


 私は、昔から消化器系が弱く、

  今でも冷えると下腹が痛くなり、しょっちゅう下痢をします。


 唐辛子系などの辛いものを食べると、胃がキリキリと痛むことがあります。

 

1、【へそ温灸器】との出会い
2、【へそ温灸器】の使用を止めた理由
3、【へそ温灸器】との再度の出会い

 

1、【へそ温灸器】との出会い

 

 ところで、皆さんは三晴社という名前を聞いたことがあるでしょうか?


 多分、新聞か雑誌の広告で見たのだと思いますが、私はなぜか随分昔からこの会社の名前を知っていました。


 その三晴社が作っている【へそ温灸器】という医療機器を買いました。


 初めて買ったのは多分、中学生の頃だったと思います。


 子供がこんな治療器に興味を示すなんて。


ましてや、現金書留まで送って購入するなんて、 <p >

今から思えばあり得ない行動ですが、

当時から肩こり、首コリがひどく、母親や姉に叩いてもらうだけでは足りなくて、

マッサージ師のもとにもしばしば通っていました。


 コリに関する本なども読んでいたので、肩こり、首コリは内臓の不調が原因で起こることも知っていました。


コリが治ることなら何でもするつもりでしたので、こんな突拍子もないこともしたのでしょう。

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     当時のへそ温灸器

  三晴社のHP  https://www.sansei-sha.co.jp/company/index.htmlより


 写真にあるように、結構ポコッとした器具で、下に付いている取手は、ベルトを通して腰に巻きつけ、へその上に固定するためのものです。


 器具の下に罨法剤という薬剤を入れ、紙に包まれた艾を2つに割って、火を点けて使用するものでした。


 使ってみるとお腹が暖かくて、気持ちよく使用できました。


 能書き通りで、胃腸の調子が悪い時は非常によく効きました。

 

2、【へそ温灸器】の使用を止めてしまった理由

 

 数か月使用しましたが、結局止めてしまいました。


 止めた理由は3つあります。


 ① 艾に火を点けるので、お腹から煙が立ち上る。


 ② 換気をよくしないと、部屋に艾の臭いが染みついてしまう。


 冬などはやはり締め切った部屋で使用します。


 自分の部屋に入ると、使用していない時でも、プーンと艾の臭いが漂ってくるのです。


 昔、病院に入っただけでクレゾールの臭いがしたり、鍼灸治療室で艾の臭いが取れないのと同じことです。


 ③ 寝る前に使用すると、蒲団が茶色く変色してしまいます。


 何回も使用するうちに、蒲団が変色してきます。(もしかして、これ焼け焦げの1歩手前?)


 熱の所為ではなく、煙で変色しているのだとしても、蒲団の中で使うのは止めようと思いました。

 

 結局、温灸器はお蔵入りになって、そのうち忘れてしまいました。

 

3、【へそ温灸器】との再度の出会い

 

 ところがです。後年、また温灸器の広告が目に入ったのです。

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へそ温灸器 ゴールド

へそ温灸器 ゴールド

  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

  ポコッとした器具は改良され、随分スマートになっていました。 


 この治療器の効果は昔使ったことでわかっていましたし、説明を読むと【無煙モグサ】と書いてあったので、再度買ってみました。

 

 罨法剤は罨法末と名前が変わっておりました。

 

 しかし、変わっていたのは名前だけではありません。

 

 昔のは、袋から罨法剤を直接器具に入れていました。(罨法剤は、赤黒い湿り気を帯びた粒子状のもので、使用後は熱のためか塊になっていました。


 ところが、新型は袋に入った罨法末をそのまま器具の底に入れるだけです。


 艾は固形になり、臭いもほとんど感じなくなっていました。


 これは、追加の罨法末も購入し、長年使わせてもらっておりま