こんにちは、笹井 宏です。
皆さんは、中山式快癒器って、聞いたことがおありでしょうか。
中山式産業HPより(当時の木製の快癒器)
http://www.nakayama-shiki.co.jp/history.php
実はこれ、随分昔から発売されているのです。
1、 他人の手をわずらわせずに指圧効果
2、 刺激を自分で調節できる
3、 進化する快癒器
1、他人の手をわずらわせずに指圧効果
小学生のころから肩こり、首コリに悩まされてきた私は、中学時代から使用していました。
きっかけは、新聞で見たことでした。
当時は通販でしか手に入れることができず、親にお金をもらって送ってもらいました。
インターネットのない昔から、中山式産業は通販を利用していました。
届いた快癒器は、首や肩に当たる玉の部分も、土台も、すべて木製のものでした。
どのようになっているかはよくわかりませんが、玉の部分は木製とは思えないほど左右に動きました。
使ってみると、これが実に気持ちいいのです。
蒲団に仰向けになって、身体の下に快癒器を置いて使用します。
背中では、腰の部分、肩甲骨の間と、
コリを感じる部分に当たるように4つ玉の器具を調整、そして、身体を移動させました。
また、首に使う2つ玉の器具をコリがひどい頭蓋骨と首の境目に当てると、ちょうど指圧をしてもらっている気分になりました。
もう少し刺激が欲しい時は体重を掛け、グリグリと身体を押し付けます。
指圧と同じ効果を狙って開発されものと思いますが、
なにより、治療院や家族など、他人の手をわずらわせずに済むことがこの快癒器のすばらしいところだと思いました。
2、刺激を自分で調節できる
また、他人にやってもらっていると、【そこをもっと強く!】とか、【その部分は弱く】とか、注文をつけたい時があります。
けれども、そのことをプロである指圧師に告げることははばかられます。
もし勇気を出して言ったとしても、
「この部位は強く押してもダメなんです。ここは、どこそこの経絡につながっていまして……」などと、つまらない講釈を聞かされるのが関の山です。
家族にしてもらっている時でも、
【指が痛いだろうな】【やることがあるだろうに、時間を割いてもらって申し訳ないな】という思いが先に立ち、これまた注文をつけるのに躊躇します。
なにより、治療院では順番を待たなければなりません。
電話予約をしてから行った場合でも、前の人の治療が長引いて待たされる時があります。
家族に頼むときでも、手が空くのを待たなければなりません。
その点、この中山式快癒器は、自分の都合で治療する時間を決める
ことができます。
自分の感覚で、器具を当てる場所を指定できます。
3、進化していた快癒器
随分とお世話になった快癒器でしたが、成人してから引っ越しやなにやかやで、私の初代快癒器はどこかへ行ってしまいました。
最近になって、治療院に行く時間がなかった時、ふと中山式快癒器が昔活躍してくれたことを思い出しました。
手に入れてみると、快癒器は随分進化していました。
まず、木製からプラスチックに材質が変更されていました。
それにも関わらず、適度な重さがあり、
身体のどこに置いても、かってにズレていくことがありません。
変わったのは、素材だけではありません。
器具の裏にLOW―HIGHの調節機能がついていました。
このつまみを回すことにより、身体に当たる玉が上下して刺激を調節することができるのです。
中に入っているスプリングが、玉が首や背中に当たった時痛くないように、適度なクッションの役目を果たします。
寝る時はもちろん、休日には畳の上に寝転んで使っています。
程よい刺激で、コリが緩和され、疲れが取れていくのを感じます。
気持ちがよく、そのまま眠ってしまいそうになった時には、快癒器を移動するようにしています。
また快癒器は、別な部分のコリもほぐしてくれます。